増加傾向にある内定ブルー
内定ブルーとは、企業から内定を貰って就活を終えた後に、ちょっとした事が原因で気持ちが不安定になってしまい、本当にこの企業で大丈夫なのか、自分は就職を出来るのか等、内定を貰った事で気持ちがブルーになってしまう事を指します。
マリッジブルーを同じように、幸せの絶頂、晴れ晴れとした気分でいるはずなのに、何故か心がよどんでいる、そんな気持ちが、内定ブルーと呼ばれているのです。
この内定ブルーは精神的な物ですが、内定ブルーを発症する学生は実は多く、不安のあまりに、せっかくの企業内定を断って、余計に精神的に追い詰められるという方もいます。
もちろん、内定を断ったことで安心出来たというケースもありますが、いずれにせよ後悔する事が無いように、まずは内定ブルーの原因をチェックする事が大切です。
内定ブルーになるのは、こんなことが原因
内定ブルーになる原因の1つが、本当にこの企業に就職をして大丈夫なのか、企業に対しての不安によって発生する物が挙げられます。
内定が決まった後に、ブラック企業という噂を聞いたり、自分は満足していたけれど、親や友人から就職先を否定されたりした結果、不安を感じてしまい、内定ブルーを発症する方は多いでしょう。
また、企業の問題では無く、自分自身が就職に対して不安を抱えており、内定が決まったことで就職をリアルに感じ、ブルーになってしまうと言うのも1つの原因です。
卒業をしたら本当に自分は社会人としてやっていけるのか、環境が大きく変わり、社会人としての責任が発生する事に底知れぬ不安を感じてしまった結果、内定ブルーをこじらせてしまうという事も多くあります。
このように、内定ブルーは企業だけでは無く、自分自身の中に問題が潜んでいる事もあるでしょう。
内定ブルーを改善するためには、原因に合わせた対策をしていくことが重要です。
内定ブルーを解消するコツ
内定ブルーは、このような解消方法を試してみることが大切です。
まず、企業に何らかの不安を感じている場合におすすめなのか、企業で実際に働いて居る先輩などに会う機会を設けたり、一緒に内定が決まった人と、連絡を取り合ったりすると言う方法が挙げられます。
会社に関係して居る人とコミュニケーションを取ることで、自分の働く姿が想像しやすくなり、少しずつ自分が気にしていたことがばからしくなっていくという傾向があるでしょう。
こちらの方法をすることで、社会に出る不安も少しずつ解消し、色々と先輩からアドバイスを貰って、勇気づけられる事も少なくありません。
更に、企業の志望理由を、もう一度見返して見ることも大切です。
自分はどうしてこの企業を志望したのか、何がしたいと思ってこの企業をうけたのか、初心を思い返す事で、内定ブルーが無くなる方も居ます。
反対に、このような方法で不安が更に増えてしまったら、思い切って、就活を再開させる事も1つの方法です。
決まるかどうかはさておき、就活を再開させるだけで、他の企業とも比べる事が出来るのが利点といえるでしょう。