大学や専門学校の志望校はどんなことを具体的にしたいかイメージすることが必要です。しかし、同じ学部の中でも学部が細部に分かれている場合も少なくありません。学べる内容も異なることを知らないと「これ自分の思っていたのと違う!」となり、後で後悔はしたくないもの。そうならないためにオープンキャンパスへの参加は必須と言えるでしょう。そこで、オープンキャンパスで知っておくべきことを紹介します。
学部・学科について
大学によって同じ学部・学科名でも学べることが異なるのはあまり知られていません。大学によって研究分野や付属の設備が大きく異なるからです。興味を持てそうな学部学科が決まったら、オープンキャンパスで図書館や学生の様子などを観察して、志望校としてふさわしいか、チェックしましょう。自分が通うかもしれない大学であるかもしれないと仮定して、学びの環境、研究、実験施設、カリキュラムの特徴、所在地、後者の特徴、学生の雰囲気などの項目を重点にチェックをしましょう。
オープンキャンパスに参加する方法
オープンキャンパスはたいていの大学・専門学校で行われていますが、具体的な日取りが決まっており、基本的に予約制となっています。
大学や専門学校のオフィシャルサイトを通じて、日付の確認や予約を行うことができます。また、オープンキャンパスの情報サイトを利用することで、日付や学校の所在地などから検索することも可能です。オープンキャンパスの具体的な内容を確認したり、資料請求を行ったりすることも可能なので、幅広い情報収集を行いたい方はこちらを利用するとよいでしょう。
オープンキャンパスを探すうえでは、自分が学びたいと思っている学部と同じ系統の学部や学科も見ておきましょう。パンフレットやサイトで「この学部いいかも」と思っていても、オープンキャンパスで実際に見学したり、模擬授業をうけたりすると思っていたのと違う面が浮き出てくるかもしれません。また、入学後に「他の学科のほうが自分の希望に近かった…」と公開しないためにも、同じ学問系統のほか、近い学問の講義をしている学科にフォーカスしましょう。ただ、気を付けたいのはあまりにも学部の選択範囲を広げると、ほんとにしたいことを見失ってしまうので注意が必要です。
オープンキャンパスのメリット
オープンキャンパスは進路選びのやる気アップのチャンスにつながるでしょう。大学のキャンパスを直接除くことで、肌で大学の雰囲気を感じたり、WEBサイトやパンフレットでは感じられない魅力に触れられたりします。実際に自分の目で見学するのと、WEBサイトやパンフレットでは大きく大学に対する印象も変わります。
オープンキャンパスに参加して、大学を体感すると大学受験のモチベーションアップにも。気持ちが「やっぱりあの大学に行きたい」となると勉強にもより一層力が入ること間違いありません。オープンキャンパスは自分の行きたい大学がどんな場所か、肌で感じられるでしょう。自分の目で見ると勉強する意欲も出てくるので進路に迷ったら是非参加してみるべきでしょう。