大学生はどんなライフスタイルが平均なの?
大学生は普段どんな風に毎日を過ごしているのか、気になりませんか?
サークル活動をしている人は多いのか、またアルバイトをしている人はどのぐらいいるのか、他の大学生のライフスタイルは誰でも気になるものです。
大学生の平均的なライフスタイルは、何年生なのかによっても変わります。
例えば1週間どのぐらい大学へ通学しているのかという点では、1年生では週に4.7日、つまり平日はほぼ毎日通学しています。
しかし大学4年生になると平均は2.8日となり、週の半分は通学しない人が大半となります。
それでは、家庭で勉強する日数はどのぐらいなのでしょうか?
受講する講義の数が多い1年生は、自習するのは週に3日程度が平均ですが、4年生になると平均は2.3日程度とやや少なめになります。
これは、卒業が近くなると講義の数が少なくなることが影響していると考えられます。
サークル活動については、大学1年生から4年生までの学年に関わらず週に1日程度という人が多いです。
こちらも、大学4年生になると引退となるため週の平均は0.8日程度となります。
アルバイトに関しては、高学年になるほどアルバイトに費やす時間は長くなる傾向にあります。
しかし、1年生で1.5時間程度、4年生になっても1.7時間程度で、週に1日か2日アルバイトをする学生が多いと言えるでしょう。
職業に対する意識はどう?
大学生になると、卒業後の就職を見据えて社会への関心が高くなります。
学生のうち現在の日本社会に対して大満足だという人は全体のわずか1.3%程度と少なく、約半数の学生は社会に対して不満を感じています。
具体的にどんな部分が不満なのかという点ですが、雇用状態が厳しいという現状や、政治が不安定で安心して暮らせるか分からないという点を挙げる学生が多いです。
その他にも、労働条件が良くないことに不満を感じていたり、格差社会が広がり続けることに対する不満なども多いです。
一方、日本社会のどんな点に満足しているかという点については、モノが豊富で便利な生活を送れるという点をあげる学生が多いです。
また、平和で安心した暮らしができるとか、経済的に豊かで情報も豊富という点をプラスの要素と考える学生が多いです。
日本の将来についてはどう考えているの?
日本の将来を担う学生が、これからの国の将来をどのように考えているのか、気になるという人は多いでしょう。
日本の将来について学生の意見を聞くと、何と半数程度は将来は明るくないと考えていることが分かります。
学年別にみると、高学年になるにつれて悲観度は低めとなっています。
つまり社会人になる時期が近づくと、いくらか明るい希望を持って社会人生活に乗り出す学生が多いということなのかもしれません。