上手な夢の見つけ方

どうして夢を見つけることが大切なのか?

自分自身の将来に対して、漠然とした不安を抱える学生はたくさんいます。
そんな学生の多くは、将来自分が何をしたいのか分からない、やりたいコトや挑戦したい夢を持っていません。
学生のうちにたくさんのことに挑戦することは、将来自分がやりたいことを見つける作業にもなりますし、夢を見つけることにもつながります。

夢を見つけると、自身の人生をどのように歩むかという点で方向性を決めることができます。
その夢を実現するために、自分は学生のうちに何をすれば良いのか、またどんな資格やスキルを身につけるべきなのかがわかります。
また、卒業後にはどんな働き方をすべきかという点も見えてくるでしょう。

夢はザックリ漠然としていても、それに向かって計画を立てていくと、具体的にやらなければいけないこと、やったほうが良いことがより明確に見えてきます。
そうすれば、のんびりしていられないという気持ちになるかもしれません。

夢はどうやって見つける?

大学生だからと言って、自分が将来やりたい夢を持っているとは限りません。
小さい頃からブレることなく一つの夢に向かって走り続けている人もいれば、大学入学後にもやりたいことが見つからず、どうしようかと不安に押しつぶされそうな人もいるものです。

夢は、見つけようと思って探してもなかなか見つかるものではありません。
そんな時には、大学生活の中で挑戦してみたいことに積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

さまざまなことに挑戦すると、好きなことと嫌いなことが分かってきます。
嫌いなことでも、やり方を工夫すれば楽しいと思えるかもしれません。
さまざまな経験を通して、自分が長く続けられそうなこと、得意なこと、またいろいろ工夫しながら追求したいと思えることを探しましょう。
それが自分にとっては天職探しの一歩となりますし、自分の夢につながるかもしれません。

いろいろなことに挑戦する過程では、挑戦してみたけれど好きになれない、時間の無駄だなと感じることがあるかもしれません。
しかし、無駄だなを思えることでも、もしかしたら後の人生においてはあの時のあの経験が役立ったと感じられる時がやってくるものです。
つまり時間の無駄だと思っていることでも、人生の中では無駄なことは何もないということです。
そう考えれば、一つ一つのことに対して貪欲に取り組みたくなるのではないでしょうか。

例えば、友達と旅行に出かけたりアルバイトをしたり、サークル活動に参加すると言ったことでも、たくさんの人と交流することによって幅広い視野や価値観を吸収できます。
大学卒業後の社会生活においては、そうした価値観が役立つこともきっとあるはずです。