大学生活の理想と現実

理想と現実は違う!と感じる学生は6割超

大学に入学する前には、大学生になったらこんなこともしてあんなこともして、キャンパスライフを思い切り充実させたいと考える人が大半です。
しかし実際に大学生活がスタートしてみると、思い描いた理想と現実のギャップを感じる人はたくさんいます。
理想と現実のギャップを感じた学生の数は、全体の60%以上。
なんと半分以上の学生が、思い描いていた理想通りのキャンパスライフではないと感じています。

それでは、具体的にどんな点が理想通りではなかったのでしょうか?
多くの人が感じたギャップの中でも最も大きいのは、勉強が想像以上にハードだったということです。
大学受験に向けて必死に努力してきた高校生にとっては、大学に入学したら学びたいことを自由に学べるとイメージすることが多いのかもしれません。
しかし実際には、学びたい科目に加えて必修科目などもありますし、講義も毎日あるのでかなり大変です。

また、大学生になると自由度がアップして、講義がない時にはアルバイトも楽しめると期待していた人にとっては、大学生活が想像以上に忙しくアルバイトをする時間がないというケースも少なくありません。
アルバイトをしてほしいものを買ったり旅行に行こうと計画していたのに、勉強がハードでアルバイトどころではないと感じる人も多数います。

ギャップを解消できる方法はある?

大学生の多くは、理想と現実のギャップを感じます。
しかし、理想と現実が違っていても、大半は現実に合わせた生活へと調整し満足できるキャンパスライフを送ることができます。
また、少数派ではあるものの、理想通りの大学生活を送れていると感じている学生も全体の40%程度います。
この違いは、どこにあるのでしょうか?

理想と現実のギャップが大きいと、それだけ精神的な負担が大きくなってしまいますし、大学生活に対して「こんなはずじゃなかった」と後悔することにもなりかねません。
そうならないためには、非現実的な理想を持ち過ぎないことが大切です。
大学と言っても、それぞれカラーが異なります。
勉強が大変な学校もあれば、比較的自由度が高くてアルバイトを楽しむ人の割合が高い学校もあるでしょう。
大学受験をする段階で、そうした校風についてもリサーチすれば、入学してから理想と現実のギャップに悩むことは少なくなります。

また、理想はあくまでも理想で、現実は異なるものだと肝に銘じることも理想と現実のギャップを解消するコツです。
理想を追い求めていても、その通りの大学生活を満喫することは難しいでしょう。
与えられた環境の中で、理想に近づくための工夫をする事で、自身の大学生活をより充実させて満喫しましょう。