大学生は暇なのか
多くの人が「大学生は人生の夏休み」といった言葉を聞いたことがあるものです。
この言葉の印象もあり、多くの人は大学生は暇だ、授業が少ない、といったイメージを持っています。
実際に大学生は暇なのでしょうか。
そして、空いている時間にはどのようなことをしているのでしょう。
大学生は自分で時間割が組める
大学の授業は高校までと違い自分で時間割を組んでいきます。
必修授業があるのですべて自由にすることはできないですが、必修や洗濯授業などある程度決められた授業以外のものは自分の学びたいものを選ぶことが可能です。
授業は1日当たり3コマから4コマ受講している人が多いです。
コマ数だけみると高校生に比べて大幅に減っているので楽に見えます。
しかし、実際には大学の授業は90分授業が一般的なので高校生の時と勉強時間は同じくらいです。
ただ、時間割を自由に組めるので授業日をまとめて平日に1日休みを作ったり、午後からの登校にしたりという自由は効きます。
その点では大学生は楽だという印象がもたれがちです。
授業がない日は何をしているのか
大学生は授業の空きがあるとなると暇に感じる人もいます。
特に授業と授業の間に空きコマを作っている人もいるので高校とは違う時間の使い方が不思議に感じるものです。
お昼休みの前後に空きコマがある人は食堂が混雑する時間をさけて食事をする人が多いですし、一人暮らしで大学と自宅が近い人は一度帰って食事をするという人もいます。
もちろんそれだけでなく図書館やカフェで勉強をするという人も多いです。
大学生もレポートや課題がありますし、テストがあるので勉強時間を確保する必要があります。
また、大学にはパソコン室があり、レポートの作成をしたりインターネットの閲覧をしたりすることも可能です。
そのためパソコンをしているという人も大学では見かけます。
サークルをしている人は空き時間を部室で過ごすという人も多いです。
部室に行けば同じように授業がないという人が集まっていることもよくあるのでその場にいるメンバーと食事をしたり談笑したりして楽しめます。
休みの日はバイトをしている人が多い
大学生はほとんどの人がバイトをしています。
サークルの活動費用にしたり、欲しいものを買ったり、旅行に行ったり、といったことだけでなく自分で学費を稼いでいたり生活費を稼いでいたりする人も少なくないです。
大学生は経済的にも自立をしていく時期なので、アルバイトをしている人はとても多くいます。
アルバイトの予定を組みやすいように大学の時間割を組むこともよくあることです。
せっかくバイトをするならばしっかり仕事ができるよう、午前までで授業を終わらせたり、時給の高い夜に働けるよう朝の授業を外したりと皆いろいろな工夫をして時間割を組んでいます。